1961-10-13 第39回国会 参議院 本会議 第8号
政府はこのような複雑多元的な状態を改めて、現行各種年金制度を統一、一元化する方向に、積極的な努力をすべきであると存じております。非常に困難なことでございますが、いつかはなさなければならぬ問題である。池田総理によって初めてなされる問題であると私は存ずるのでございます。どうぞ総理の御所見をお承りいたしたいと存ずる次第でございます。 以上をもちまして、私の質問を終わらせていただきます。
政府はこのような複雑多元的な状態を改めて、現行各種年金制度を統一、一元化する方向に、積極的な努力をすべきであると存じております。非常に困難なことでございますが、いつかはなさなければならぬ問題である。池田総理によって初めてなされる問題であると私は存ずるのでございます。どうぞ総理の御所見をお承りいたしたいと存ずる次第でございます。 以上をもちまして、私の質問を終わらせていただきます。
しかし、その行き方をとりますれば御趣旨のような結果になるのでございますが、現行各種年金制度には、やはり、それぞれ独自の沿革や目的がございまして、簡単にこれを御破算にするということはできないのでございまして、今直ちにこのような方法をとりますことには相当の困難が予想されるものであります。
また、現行各種年金制度と国民年金制度との調整をどのようにするのか、総理の明確な御答弁をお願いしたいのでございます。 さらに、当面の問題として最も重要な問題は、国民年金と軍人恩給制度との関係であります。
従いまして政府はこの次の改正期、五年経ちますと、改正期が必ず参ることに政府原案ではなつておりますが、この次の改正期までの間に可及的速かに適用範囲を従業員五人未満の事業所にも拡大する、又標準報酬につきましては、この原案は一万八千円どまりでございますものを、健康保険等と同様にその最高額を三万六千円までに引上げるなどその内容の充実を図ると共に、進んで国民年金制度樹立への基礎として、先ず現行各種年金制度について
附帯決議案 今回提案せられた厚生年金保険法案を見るに、将来勤労者のための年金制度の中核体となるべきものとしては、未だ不満とする点が少くないが、政府は次回の改正期までの間に可及的速かに適用範囲を従業員五人未満の事業所へ拡大し、又標準報酬については、健康保険法等と同様その最高額を三万六千円まで引き上げる等、これが内容充実を図るとともに、進んで国民年金制度樹立への基礎として、まず現行各種年金制度について
附帯決議案 今回提案せられた厚生年金保険法案を見るに、将来勤労者のための年金制度の中核体となるべきものとしては、未だ不満とする点が少くないが、政府は次回の改正期までの間に可及的速かに適用範囲を従業員五人未満の事業所へ拡大し、又標準報酬については、健康保険法等と同様その最高額を三万六千円まで引き上げる等、これが内容充実を図るとともに、進んで国民年金制度樹立への基礎として、まず現行各種年金制度について